no title.

●赤いティラノザウルスが檻に収まってた。
made in china.

●後からついた名前がなかなかいい具合に溶け込んでいた。

●大きいって制圧するわけじゃないんだ。
海か線路か海洋生物か電車か自然か人工か。
たぶん全てのエネルギーがあの静かな場所に詰まって渦を巻いている。

●何かがあることがともなう痛み。
私がいることで嫌な気分になる誰か。
底の見えない、穴。
"同じだけ"ではない何かがしっかりと足元に残っている。

●運命的な出逢い。
私たちを乗せて、電車の中の電車が走り出す。
たった10分。
ドアの開かない電車には、
観客の想像力と作り手の創造力が溢れんばかりで
電車が止まるたびにタップンと音だけをたてていた。
その異様な電車はあまりに美しすぎた。
誰もが恍惚としていた。
演劇と踊りの間。
言葉と空気の間。
非常に心地よい!